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外食の値段

3000キロで一番の食堂

2014年のフランス旅行

下の2008年のフランス旅行で記した
3000キロで一番の食堂だった、
ブルゴーニュ地方ヴェナフ・ラチベクにある、
オーベルジュ、ムーランバノウ。

 

此度宿泊のシャンパーニュ地方ルブレイユからは
約140キロの距離でしたが、出かけてみることにしました。

 

2003年、2008年に次いで、3回目の訪問となります。

 

筆者にとっては、
思い入れのある、とても大事な食堂でしたが、
ネットで確認していた通り、経営者が変わっていて、
何よりそのサービスに失望し、料理、料金全般に落胆しました。

 

料理は丁寧にされていましたが、
一部、塩辛さや甘さの加減は、
これまでになく、ちぐはぐしたものでした。

 

過去、とても良い食堂でした。
2003年に食した、
カモのコンフィ、サーモンのマリネは、ガルニ共に絶品でした。

 

日本にあるフランス料理店では、
ままごとのような料理を提供しておきながら、
子供連れを拒否するような店舗が少なくない中で、
この店のオーナーや従業員は、
日本から来た貧弱な家族連れに対し、
気さくに接し、拙い英語を何とか理解しようと、
懸命にもてなしてくれました。

 

現オーナーのままでは、
二度とこの食堂に足を踏み入れることはないでしょう。

 

ニコラスケージに似た、あのあんちゃんや、奥様、
そしてあんちゃんの母親と思しき上品な年配の奥様に、
またいつの日か、
もてなしてもらえる日が来ることを、祈るばかりです。
本当に残念でした。

 

これまで子供連れで出かけ、
入店を拒否された店は、フランスにおいては、一店舗もありません。
なにを思い上がっているのか、日本では度々拒否されます。

 

これまでに入ったフランスの食堂は、
概ね親切で、どの店も美味しく感じましたが、
やはりひどい店もあるのです。

 

ミシュランが格付けするのもわからないではありませんが、
筆者は、それを参考にした事など一度もありません。
自分の懐具合に応じた、
自分の店を見つけ出す事が、面白いではありませんか。

 

ランス、パリの食堂については、
また後日に。

 

2008年のフランス旅行

2008年現在、ユーロが高いので、
やはり外で食事をすると、かなり高くつきます。

 

とは言っても、フランスに行って、
当地のレストランに一度も出かけないのは
食べるの大好き人間にとって、あまりにももったいない話です。

 

車で街道を走り、レストランの前を通ると、

 

「定食10ユーロ」

 

の看板をよく見かけます。

 

5年前の2003年当時、
1ユーロ当たり120円くらいだったので、

 

ランチに1200円くらい出してもいいかぁ!

 

とあまり気にせず、食堂に入っていたのですが、

 

2008年現在のように160円を超えると、
定食が1600円にもなり、
それを4人前頼んだとしても、6400円を超えることになるのです。

 

定食10ユーロならまだしも、20ユーロになると、
1回の食事で、これまた大変な金額になるのです。

 

今回は、食堂に入るのは2〜3回程度にしよう!
と考えていました。

 

 

2002年もレンタカーでずいぶんな距離を走りましたが、

 

その上を行くのが2003年で、
その時は、欲を出しすぎ、3000キロを走りました。

 

その中で一番美味しかった食堂があります。

 

スイスのグリンデルワルドで1週間の滞在の後、
フランス、ノルマンディーのフェカンを目指して走っていました。

 

一日で到達する距離ではありません。

 

グリンデルワルドからインターラーケンを経て、
ヌシャテル湖とレマン湖の間からスイス・フランス国境を越え、
フランシュ・コンテに入り、シャンパーニュへ向かいます。
夕暮れ時となり、シャンパーニュのラングルで一泊です。

 

明くる日、シャンパーニュからブルゴーニュ、
そしてイル・ド・フランスを抜けて、
ノルマンディーにある海沿いの町、フェカンを目指します。

 

シャンパーニュのトロワと、ブルゴーニュのサンスへ続く道を、
東から西へとパリ方向に向けて、
シャンパーニュとブルゴーニュの境を走っていました。

 

当地は緩やかな丘が広がり、
見渡す景色が麦畑、ぶどう畑です。

 

お腹が空いたなぁ、
美味しいものが食べたいなぁと、
シャンパーニュからブルゴーニュにはいったすぐに

 

VILLENEUVE L'ARCHEVEQUE
(ヴェナフ ラチベクと聞こえました)

 

という村があり、よろよろ、もたもたと、
村の中に食堂を探すべく入って行くと、

 

Auberge des Vieux Moulins Banaux
(オーベルジュ デヴィー ムーラン バノウと聞こえました)
がありました。

(2003年 ムーラン バノウ)
このオーベルジュの食事が
3000キロの行程の中で、一番美味しかった食堂なのです。

 

日本と同じように、はずれの食堂もあります。

 

はずしたくなかったので、
今回も滞在地のロワールからブルゴーニュを目指しました。

 

そして料金ですが、

 

定食が21.50ユーロを4人分。
お子様ランチが13ユーロを1人分です。

 

総額 99ユーロです。

 

165円で換算すると、

 

16335円になります。

 

・・が、

 

子供の食事代を3.5ユーロにしてくれたので、

 

総額 89.50ユーロで14767円になりました。

 

 

食事代をおごってもらったり、負けてくれたりは、
これまでに度々ありました。

 

日本在住のフランス人に聞くと、

 

「きちんと挨拶もして、
 当地の人達とコミュニケーションを
 とろうとするから、
 みんな、優しくしてくれるんじゃないですか・・」

 

と言うことでした。

 

ニコラス・ケージに似たオーナーは
自分達家族の事を覚えていてくれました。

 

持っていった日本茶をおみやげに渡すと、
とても嬉しそうにしてくれました。

 

2013年現在、ムーラン・バノウのHPを確認すると、
どうもオーナーが変わっているようです。

 

ニコラス・ケージに似たオーナーは、
我々家族が日本人だとわかると、

 

「ワサビ、カラシ、ショーユ」

 

と人懐っこい笑顔で接してくれましたが、
もう逢えないのかと思うと、残念でなりません。

 

現オーナーが親切な人であればと願うばかりです。

 

 

 

個人で見つけた食堂の醍醐味

 

 

・・・つづく。

 

 

第七章:雑費

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